入社してから経験してきたお仕事内容を教えてください。

入社から半年間は研修をしながら着付けやスタイリスト業務（ヘアメイク補助）、お子様をあやす写真撮影のアシスタント業務を行っており、その後カメラマンとして撮影デビューしました。配属店舗としては勝どき店からスタートし、横浜店がオープンする際にオープニングスタッフとして異動しました。そこから２年ほど横浜店に勤務をしておりましたが、入社３年目に、吉祥寺店のオープンとともに店長を務めました。
学生時代に服飾の勉強やヘアメイク・カメラなどの専門分野を学んでいたわけではないので不安もありましたが、先輩スタッフが一から丁寧に教えてくださり、着実にスキルを身に着けていくことができました。

現在の所属部署の業務内容・ミッションについて教えてください。

業務内容はお客様の予約対応から始まり、衣装選びや着付け、ヘアアレンジ、撮影、写真の編集、商品の作成や発注など多岐にわたります。LOVSTは多彩な撮影ブースが魅力ですが、その撮影ブースも自分たちで組み替えていきます。こんな背景を組みたいからこんな小物が必要だね、ここはこういうディスプレイを入れるとアクセントになるね、などスタッフみんなで意見を出し合っていきます。小物を手作りすることもありますし、空間演出をするのも大切なお仕事です。
店長業務としては店舗の状況を把握し、決定事項等をスタッフ全員に共有しています。店長会では各店舗の店長が集まってLOVST全体のイベントスケジュールを考案します。そのためのアイデアをまとめたり、店舗の課題を改善する策を考え実行することも店長の仕事です。また、スタッフの教育も行います。スタッフの気持ちにも寄り添い、仕事を一緒に楽しめる環境になることを常に心がけています。

仕事をする上で求められるマインドや姿勢、スキルを教えてください。

一番大切にしているのは、LOVSTで写真を撮って良かった！とお客様に感じていただくために、思い出に残る特別な１日をお届けするということです。そのためには、スタッフ自身が仕事を楽しんで行っているかは非常に重要です。
また、自分を含め全体を客観視することも重要です。店長としては現状に何が必要なのかを常に考え、タスクをこなしたり振り分けるスキルが大事だと感じます。マインドとしては常に向上心を持つようにしています。まだ足りないスキルも常に磨いて新たなものを身につけ、お客様に届けられるように考えています。SNSを使っての情報収集も重要ですね。他の写真館をリサーチしたり、カメラマンの方のInstagramを見て日々勉強をしています。流行はどんどん変わっていくものなので、時代に合った表現ができるようになるための勉強は欠かせません。ヘアスタイルなどは大人の流行を特に意識しています。

LOVSTでの仕事のやりがいや魅力を教えてください。

撮影後にパパママから『楽しかった！』や、お子様に『まだ遊びたい！』『またお姉さんと遊びたい！』と言っていただけることが何よりも嬉しくやりがいを感じます。ご指名をいただき、お子様の成長を一緒に残していけることも非常に魅力を感じている点です。
「素敵な写真」はできあがった作品そのものだけではなく、どんな過程でその作品が生まれたのかが重要だと思っています。LOVSTでは主役のお子様はもちろんのこと、ご家族を巻き込んで写真撮影を行っていきます。ご家族がお子様にかけてくださった言葉で見せてくれた表情など、いろんな要因が重なって生まれた一瞬を大切に切り取っていきます。例えば、赤ちゃんのぎゅっと結んだ手のアップなど動画ではさっと流れてしまうような瞬間が切り取った写真には込められています。その写真を見てこのシーンで交わされた会話や笑い声までもが聞こえてくるような、そんなエピソードやストーリー溢れる写真を残したいと思っています。
年齢や性別を問わずスタッフ間の仲が良いのもLOVSTの魅力のひとつです。店舗の垣根なく密に連絡を取り合っているので、他店舗のスタッフと予定を合わせて休みの日にも出かけたりもします。平日にお休みを取得しますが平日休みの方がどこへ出かけても人が少ないので、ゆっくり出かけられる点にメリットを感じています。またハンドメイド等も好きなので1人の時間を使って自宅で作成に集中でき、お休みを満喫しています。

仕事上での感動したエピソードを教えてください。

普段人見知りというお子様がとても懐いてくれたとき、撮影の指名をいただけたときなど、数えきれないほどの感動を味わってきたと思います。入社間もない頃にアシスタントとして撮影に関わらせていただいたお客様を、今度は自分がカメラマンとして撮影させていただいたことがあったのですが、成長したお子様の姿にとても感動しました。やはりパパママと一緒に成長を感じながら撮影できることが一番感動しますね。お子様が前年にご一緒した時のことを覚えていてくれることもあり、驚く反面とても嬉しい気持ちになります。また撮影中に一瞬その場からいなくなった私を探して追いかけてきてくれたりすることもあるのですが、お子様の可愛い仕草や行動のひとつひとつに癒しを感じています。